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通勤・通学、買い物、女子会、親戚の集まり、学校行事など…明日出かける用事があるとして、準備はいつしていますか?だいたいは前日の方が多いかと思いますが…(当たり前?)
私は断然当日派でした学生の頃は親の目もあったので、怒られたくないから…という理由で(イヤイヤ)準備していましたが、
いつの間にか…出発の時間が迫る中、当日タイムトライアルの様に、バタバタと準備をする様になってしまっていました。お察しの通り、バタバタするといい事はありません。
着ようと思っていた服がない、
今日締め切りの提出物が見つからない、
忘れ物をする、
時間に遅れる、人を待たせる、などなど…。
こんな失敗を繰り返しながらも、”朝やった方が効率がよい”と謎の?思い込みがありました。潜在的に嫌な事を先延ばしにする癖がついていたかもしれません。今となっては恐ろしい限りです…。
大好きなエッセイストの中山庸子さんの本にこんな一節がありました。(作家の宇野千代さんの著書や生き方から、ポジティブな人生のヒントを見つけ、分かりやすく”60の言葉”にまとめられている本です。)
私の家の茶の間には、それはそれは大きな、吃驚(びっくり)するほど大きな机が一つおいてあるが、
私は寝る前に、その大きな机の上に、明日しようと思っていることのために必要な、いろんなものをのせて、
また寝て、思いついたらまた起きて、忘れていたり、足りないと思ったりしたものを補足して乗せたりするのが、とても愉しい。
そして、はじめてぐっすりと眠る。もう、前の晩から、一足、足を踏み出す準備をしている、という訳である。
引用:幸せの扉を開く60の言葉/中山庸子著
明日の準備=面倒くさいものではなく、愉しいもの
前日にするからこそ、ただの準備を愉しいものに変換出来る!
そんな発見がありました
それからは、通勤や病院や役所関係など…どちらかといえばテンションが上がらない外出も、前日の準備によって気分よく、スムーズにいく様になりました。
自己満足ですが、ハンカチと洋服の色を合わせてみたり、天気予報をみて服や靴の素材を考えてみたり、アクセサリーをその日の雰囲気に合うものを選んでみたり…
翌日の持ち物を机に並べ、準備をする…
これだけでちょっとウキウキするので不思議です出掛ける前に焦らなくていいのは勿論ですが、プラスαで準備が出来る事で、外出先でもストレスなく過ごせるような気がします。
私の母にもこの話をしました。
それ以来、翌日の準備をする事を『宇野千代さんする』と言って楽しんでいました。いそいそとテーブルの上に持ち物を並べ、洋服やバックを選ぶ姿は少女?の様で可愛かったです
意外な所から、小さな愉しみが増えたのではないでしょうか明日の外出、ちょっと面倒くさいな~とか、行きたくないな~と思う事は誰でもあると思います。だた行くという事実は変わらない…ならばきちんと向き合い、しっかり準備をする事で心も整い、気持ちも少し楽になる様な気がします。
ちょっと上質な「いつか着ようと思っていたシャツ」、「いつか使おうと思っていたバック」、もったいなくて使っていない「アクセサリー」達に後押ししてもらうのも良いかもしれません。
いつか…という特別な日はなかなか来ないものです。気分の乗らない明日のお出掛けこそ、お気に入りを身に付ける、特別な日にしても良いと思います…明日何か’お気に入り’と一緒にお出掛けしませんか?
自己満足上等です!せっかくなら愉しみたいですね