定期的に(自分の中で)やってくる「韓国ドラマ」ブーム見始めるとついつい気になって見続け、抜け出せなくなってしまいますね。
日本のドラマだと無理な展開や設定に、どうしても感情移入が出来ない事がありますが、海外ドラマの場合はすんなり楽しめるので不思議です。
今日ふと、少し前に観た『涙の女王』を思い出しました。(2024年3月の配信開始から追いかけ、毎週の配信を楽しみに完走しました!)
あらすじは…財閥の令嬢(ヘイン)と弁護士(ヒョヌ)の夫婦を描いたラブストリーです。結婚3周年で、すれ違いから離婚の危機を迎えていましたが、それ以上の事態に直面した事で愛を取り戻す事になります。
二人を取り巻く複雑な環境と、様々な試練にぶつかりながらも家族と共に乗り越える、感動的な物語として展開されています。
配信直後から常にランキング上位に入っていたメガヒットドラマですが、W主演の二人のキャラクターは言うまでもなく、サブキャラクター達も深みがあり、見ごたえのあるドラマでした。
通ではない私でも”すごい俳優さん達”が出演されているのが分かりました。登場人物の中で、特に私が心に残っているのが”ヨンソン”です。(キム・ヨンミンさんが演じています。)
ヒョヌの故郷(龍頭里)で認知症の母親と暮らしながら、スローライフを満喫している未婚男性という役柄です。(カメオ出演との事で登場シーンは少なめですが)
龍頭里の人々の良き相談役、カウンセラー?の様な立場ですがそのセリフの中に…
“人生にはそれぞれ抱えている石ころがある”
“幸せそうな人のポケットにも重い石が入ってるんです”
“だからうらやんだり、自分を責めたりしないで…”
というものがありました。
(ケンカ別れした病気の父親の看病を、訳あって出来ない事を嘆く友人に対して言った言葉です。ヨンソン自身も幼少期に、母親が父親のDVで家を出て行き、次に母親に会えたのは認知症で施設に入っている状態の時…という辛い経験をしています。)
人はそれぞれに秘めた苦労や重荷、苦悩がある…。
表面的には分からないけれど、自分だけが色々抱えている訳ではないのですね。『隣の芝生は青い』と同じで、他人の方がどうしても色々な面でよく見えてしまいます。
楽しそうに見える人も、実は頑張ってそうしているかもしれない。明るく振る舞う人も、実は努力しているかもしれない。
元気に帰って来る家族も、実は玄関に入る前に笑顔を作ってくれているかもしれない…。ちょっと落ち込む事があったタイミングでこの言葉思い出し…
「誰もがそれぞれ、抱えている石ころがあるんだろうな…」と気持ちを切り替える事が出来ました。
(落ち込む時はなぜか関係ない、過去の落ち込み事案も連なって蘇ってきませんか?)
急いで石を捨てる事は難しくても、少しずつ軽くできたらいいですね!まずは小さく砕く所から!!
韓国ドラマを観る時は、張り切って家中の韓国食材を他集め、『ドラマのお供』の準備をします!
食事も一緒に楽しむと没入感が倍増し、より一層ドラマを楽しめますね
最近ハマっているドラマはありますか?(以前”黄金の私の人生”にハマった時はしんどかった…。全52話で長い!でも続きが気になって、時々寝落ちしながら一番長い時で20時間近く見続けてしまいました。…でも謎の達成感)